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髪の毛のパサつく理由
1。パーマ、カラーの繰り返しから
薬の強いパーマを毎月かけたりしますと、かなりのダメージになります。
トリートメント剤のパーマでしたらあまり痛まないでしょう。
ヘアカラーは3.4か月に一度位の間隔でしたら、まだ良いですが、根元が気になり1か月に1度か、早い方ですと3週間に1度の間隔で染められますので、髪の毛と頭皮にはとても負担です。
カラー歴が数年から、うん十年となると4か月に一度と期間を、もし、あけられたとしても染め続けている事で毛、頭皮が、薬剤で、痛み、毛根にも、影響を与えていますので、ぱさぱさ髪になってしまいます。
トリートメントのケアもお薦めです。
2。加齢、女性ホルモンから
加齢、更年期などで女性ホルモンの分泌が減りホルモンバランスが悪くなることで、疲れ、不眠、落ち込み体力低下、いらいらストレスなどになりがちになり血流が悪くなり、毛根に栄養が運ばれにくくなり栄養不足になり乾燥毛の原因になります。
顔の乾燥と同じで頭皮も乾燥して、乾燥すると頭皮が衰えて毛を作る力が弱くなり細毛、抜け毛、ぱさぱさ毛の原因となります。
3。ヘアアイロンで痛む
毎日、朝のスタイリングでヘアアイロンを当ててセットしていると、乾いた髪の毛に高温のコテを当てていますのでやけどしているのと同じになります。
綺麗に、身だしなみを整えるのは楽しいですし、服とコーデイネートも大事で綺麗にヘアを整える事はおしゃれの一つですからやめられないと思います。
そんな時はヒートプロテインと言う、熱を当てると髪に保湿成分、たんぱく質がコーティングされてセットの持ちも良くなるスタイリング剤があります。
そのままの毛にアイロンを当てるより髪を強化、保護してくれるスタイリング剤をつけてから朝のセットをされたら良いと思います。
また、静電気が起きてふわっとなるようでしたら、とても乾燥していますので保護剤をつけてスタイリングして下さいね。
4。エアコンの除湿乾燥から
エアコンでの除湿は当たり前の機能ですので、どこにいても湿気のないカラッとした部屋にいる事が今では当たり前、普通と思います。
その除湿機能は、髪の水分も知らないうちに奪っています。
顔の肌も髪も乾燥させてしまう、仕方のない避けられない原因のひとつですね。
5。ドライヤー温度は、60度で
シャンプーの後のタオルドライが充分でないままドライヤーを当てますと、なかなか乾きません。
また髪の近くに高温のドライヤーの熱を長時間当てたり、また同じところにずっと当てたりして当てすぎにより、痛ませてしまい乾燥毛にしてしまいます。
よーく、充分にタオルドライしてから当てましょう。
最初に頭皮の水分を拭き取り、次に髪の毛の水分を拭き取ります。
ごしごしと擦りすぎないように意識をして下さい。
タオルターバンして被っていると良く水分が取れます。
2枚ほど続けるとかなり水分が取れますので、簡単ですし擦りませんからタオルに水分を吸い込ませてから、ドライヤーを当てましょう。
ドライヤーは、髪から10から20センチ離して当てましょう。
同じ所に長く当てずに、また揺らして動かしながら当てるとよいでしょう。
温度は60度を超えてくると、髪はたんぱく質のケラチンなので熱によりたんぱく変性をおこすので、60度を目安に風量は上げて低温と風の力を利用してドライヤーを当てるとよいでしょう。
頭皮、髪の毛と乾かして8割ほど乾いたら、後は自然乾燥をしましょう。
毛先は、少し濡れていると思いますが後は自然乾燥しましょう。
ドライヤーの一番最後に冷風を当てる事をお勧めします。
冷風で、キューテイクルがしまるので艶がでます。
髪の健康に留意された、はじめから60度の低温設計のドライヤーが多数発売されていますので、髪の痛みが気になる方にお薦めです。
6。絡んでいる毛の梳かし方は
シャンプー後、からんでいたまま無理やり梳かすと、枝毛切れ毛になりキューティクルを剥がしてしまいます。
洗う時もゴシゴシと擦ったりタオルで水分をふく時も擦ったりして気づかずに結構、擦っています。
濡れてる時は、キューティクルは開いていますのでとても傷みやすいのです。
擦ると、捲れたり剥がれたりするので気を付けましょう。
キューティクルが剥がれると艶もなくなり、髪の中の成分も抜けやすくなり、更に他の毛と絡みやすくなります。
髪の中の成分が抜け出てしまうと、ストローの様な髪になり弱く切れやすくなります。
タングルティーザーというヘアブラシで梳かすと、どんなに絡んでいても毛先から梳かしていけばすーっととけて髪が痛みません。
キューティクルが剥がれずに梳かせるブラシなのでお薦めです。
海外製なので正規品で買われることをお薦めします。
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7.髪の日焼けから
顔、身体の肌と同じで髪も日焼けしています。
紫外線でキューティクルが剥がれたりします。
キューティクルは、髪の中の水分や栄養を外側から覆って守っていますので、剥がれたら水分、たんぱく質の栄養などが保たれずに乾燥パサつきに繋がります。
また切れ毛、枝毛にもなり髪の色も赤茶けた色になります。
顔の肌も紫外線で、シミ、しわ、たるみの原因になります。
が、頭皮も顔とつながっている皮膚ですから、同じようにダメージを受けて頭皮では毛母細胞の毛を作る所にダメージがあり抜け毛、薄毛、白髪、細毛の原因ともなります。
帽子、日傘などで少しでもあまり当たらないようにしましょう。
8.洗浄力の強いシャンプーから
香りがいいシャンプー、洗っていて櫛通りの良いシャンプー、泡がもこもこ立つシャプー、などをお選びではありませんか?
シャンプーの成分に注目して選びましょう。
石油系界面活性剤という成分のシャンプーは洗浄力が強いので頭皮に必要な皮脂成分も取ってしまいますし、頭皮の角質層に影響を及ぼします。
ヘアカラーの持ちも悪くなります。色褪せるのが早いです。
濡れていると、キューティクルが開きますので、毛の内部の必要なものまで洗い流されてしまうので、アミノ酸系のシャンプーを選びましょう。
9.髪の栄養を
頭皮の状態を良くしてあげる事と、身体の中からの栄養素を毛根に与えてあげる事がとても大事です。
シャンプー、育毛剤、頭皮マッサージ、紫外線など外からのケアを十分にケア出来たら、中からの栄養をきちんと与えてあげる事で、結果が出てくる事でしょう。
プラス睡眠や、自立神経、ホルモンバランス、ストレス、運動と沢山の事が総合的に働きますが、毛の元の栄養は大事です。
毛の外側はキューテイクルで覆われ、中は18種類のアミノ酸が結合し繊維状になったケラチンというたんぱく質で出来ています。
髪、頭皮に必要な栄養はたんぱく質、ビタミンA,B,C,E、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄分などです。
ひとつの栄養素だけ多くてもダメで総合的に働きますので、いろいろ少しずつバランスよく食していきましょう。
よく年配の方で食事の内容が高血圧、コレステロール、高脂血症の為に揚げ物、脂物を、ほとんど食べないという方が、口を揃えて言われることがあります。
脂をほとんど取らないから髪が、ぱさぱさだと言うのです。
もちろんお肌、乾燥気味です。
身体も粉っぽい感じ。
サラダオイルを避けるならオリーブオイルなら太らないので、オリーブオイルをお薦めしています。
モデルさんが細いけど肌のきれいさ潤いを保つのに毎日オリーブオイルをサラダとかにかけて食べてると、テレビで取材してるのを見たからです。
オリーブオイルなら太らないという事ですから、身体に髪や頭皮、お肌、良い潤いを与えてくれると思います。
オイルの種類はエキストラバージンオリーブオイルです。
栄養素の亜鉛ですが、デリケートな栄養素でしてストレス、疲労を感じると亜鉛は消費されます。
また、アルコールの分解にも消費します。
不足しがちになるので意識して摂取しましょう。
抜け毛、育毛、白髪多めに摂取したいですね。
10.不眠と髪
睡眠が大事な理由は、寝ている間に成長ホルモンが出て、全身の細胞の生まれ変わり新陳代謝がされているからです。
不眠だと、ホルモンの分泌が少なく髪の成長に影響があります。
成長ホルモンは、夜22時から夜中2時位に分泌されてるので、なるべくその時間に寝たいですね。
成長ホルモンは睡眠に入ってから最初のノンレム睡眠時、3時間位に深い睡眠になり最も分泌されるそうです。
その時間に、眠れていることが大事ですね。
成長ホルモンと同じ時間に分泌される、メラトニン睡眠ホルモンは毛細血管を修復する役割もしています。
このメラトニンは朝日を浴びると体内時計がセットされて、陽を浴びてから15-16時間後に分泌されるそうです。
夜に、すーっと眠りに入るためには朝日を浴びる事が大事ですね。
最近では睡眠外来というクリニックで入院して、朝の太陽光線を照射する照明器具でその習慣をつけて眠れるようにする治療もありますからね。
海外で行われるスポーツの大会でも時差で身体が動かないから照明器具で太陽光線を照射して身体の朝、夜の体内時計を現地時間に合わせる様にして臨んだとニュースでも取り上げられていましたね。
成長ホルモンとメラトニンが分泌される事で血流も良くなり栄養も運ばれて、スムーズに髪が作られ抜け毛、薄毛の予防にもつながります。
睡眠中に発毛、成長しているのですね。
ベッドに入ってもスマホを見てると画面から出るブルーライトの光でメラトニンが減るそうです。
また関係なさそうですが、寝る直前に歯磨きをすると歯茎に刺激を与えメラトニンの分泌が減るそうです。
寝る30分前には、歯磨きを終わらせておきましょう。
不眠は髪パサパサの原因のひとつなのですね。
11.ストレスと自律神経と髪
ストレスは、全ての病気の原因になりうるものですね。
ストレスで、胃が痛くなったりします。胃潰瘍とか胃炎とか起こします。
また、ぽっかりと丸く髪が抜ける、円形脱毛症にもなります。
ストレスで、不眠になったりもします。
ストレスで、自立神経が乱れて交感神経が昂り、頭皮ばかりでなく全身の血流がわるくなります。
すると、全身に必要な栄養素、酸素、ホルモンなどが運ばれにくくなり滞ります。
ストレスの影響は身体、健康にももちろん頭皮にもよくありませんね。
ストレスで胃の調子が悪ければ、食べたものの消化も良くないですし、栄養として吸収されにくいですね。
不眠では成長ホルモン、メラトニンも分泌が少なくなります。
抜け毛、枝毛、薄毛、脱毛、ぱさぱさ毛、全ての因へと影響しているでしょう。
12.女性ホルモンの低下から
女性ホルモンとは、女性らしさの美と健康に重要なホルモンです。
女性らしい丸みのある身体をつくり、肌やかみの潤いを守っています。
妊娠の継続を助けています。
30歳から少しづつ減少して、50歳頃に激減して更年期症状などが起こります。
対策としては女性ホルモンと似た働きをする、大豆食品に含まれる大豆イソフラボンを、納豆、豆腐、味噌などから食事で補うとよいでしょう。
女性ホルモンの分泌が乱れて低下すると自立神経の乱れに繋がり、自立神経の乱れから女性ホルモンの分泌が少なくなり、女性の体には大きな影響があります。
女性ホルモンは髪、肌に影響し、ハリ、コシが、なくなり、抜け毛、薄毛、細毛、枝毛、ぱさぱさ毛に影響を与えます。
13.有酸素運動と髪
髪の毛は、頭皮に血流で栄養素が運ばれてきてその栄養で作られて成長します。
運動によって全身の血流が良くなり頭皮の血の巡りも良くなって、頭皮にしっかりと栄養が運ばれてくるので育毛に運動は大切です。
運動不足ですと身体の新陳代謝が上手くいかなくなり、血流も血行不良で髪に悪い影響を与えます。
髪は栄養不足で弱い毛になり、ぱさぱさ毛となります。
有酸素運動は体内に、血と共に酸素を運び脂肪を燃焼させてくれます。
ウォーキングなど手軽にできるのでお薦めですね。
有酸素運動で、血流促進になりますので、頭皮の毛細血管にも栄養がいきわたるので育毛に効果的ですね。
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